ジュネーブスコア計算機
改訂ジュネーブスコアを用いた肺塞栓症 (PE) の臨床的確率評価。
リスク因子の選択
ジュネーブスコア (Geneva Score) とは?
ジュネーブスコア(Revised Geneva Score)は、肺塞栓症 (Pulmonary Embolism: PE) の疑いがある患者に対し、その臨床的な確率(事前確率)を客観的に評価するためのスコアリングシステムです。Wellsスコアと並んで世界的に広く使用されています。
評価項目と点数(改訂版)
- 年齢 65歳以上: +1点
- DVT/PEの既往: +3点
- 1ヶ月以内の手術/骨折: +2点
- 活動性悪性腫瘍: +2点
- 片側下肢痛: +3点
- 喀血: +2点
- 心拍数 75-94 bpm: +3点
- 心拍数 ≥95 bpm: +5点
- 下肢圧痛および浮腫: +4点
リスク分類 (3区分)
| スコア | リスク分類 | PEの発生確率(目安) |
|---|---|---|
| 0 - 3 点 | 低 (Low) | 約 8% |
| 4 - 10 点 | 中 (Intermediate) | 約 28% |
| 11 点以上 | 高 (High) | 約 74% |
診断の流れ
一般的に、ジュネーブスコアで「低」または「中」リスクと判定された場合は、D-ダイマー検査を行います。D-ダイマーが陰性であればPEは除外されます。「高」リスクの場合、あるいはD-ダイマーが陽性の場合は、造影CT(CTPA)などの画像診断へ進むことが推奨されます。
免責事項: 本ツールは医療従事者の臨床判断を支援するためのものであり、診断を確定するものではありません。実際の診療においては、医師の総合的な判断が必要です。