ハイパスフィルタ計算機
RC回路またはRL回路のカットオフ周波数を計算します。
計算結果
ハイパスフィルタ(High-Pass Filter)とは?
ハイパスフィルタ(HPF)は、高い周波数の信号(高音)を通し、低い周波数の信号(低音)を遮断または減衰させる電子回路です。 その境目となる周波数を「カットオフ周波数(Cutoff Frequency, $f_c$)」と呼びます。 この周波数において、出力信号の電力は入力の半分(-3dB)になります。
回路の種類と計算式
1. RC回路 (パッシブ)
コンデンサ(直列)と抵抗(並列)で構成されます。最も一般的なHPFです。 信号がコンデンサを通るため、直流成分(DC)は完全にカットされます。
$$ f_c = \frac{1}{2 \pi R C} $$
2. RL回路 (パッシブ)
抵抗(直列)とコイル(並列)で構成されます。コイルは低周波を通しやすく高周波を通しにくい性質があるため、並列に繋ぐことで低周波をグランド(GND)へ逃がし、結果として高周波だけが出力側に残ります。
$$ f_c = \frac{R}{2 \pi L} $$
主な用途
- オーディオ: スピーカーの「トゥイーター(高音用ユニット)」に低音が入力されて破損するのを防ぐために使われます。クロスオーバーネットワークの基本要素です。
- ノイズ除去: マイク入力における「ポップノイズ」や商用電源のハムノイズ(50/60Hz)などの低周波ノイズをカットするために使われます(ローカットフィルタとも呼ばれます)。
- 通信: 必要な帯域の信号だけを取り出し、不要な信号を除去するために使われます。