MCH計算機
平均赤血球ヘモグロビン量
-- pg
低値正常範囲 (27-34 pg)高値
MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)とは?
MCH(Mean Corpuscular Hemoglobin)は、赤血球1個あたりに含まれるヘモグロビンの平均量を示す指標です。単位はpg(ピコグラム、1pgは1兆分の1グラム)で表されます。
計算式
MCH (pg) = ヘモグロビン (g/dL) × 10 ÷ 赤血球数 (×10⁶/μL)
基準値
成人の正常範囲は27〜34 pgです。この範囲を外れる場合、様々な貧血やヘモグロビン異常症の可能性が示唆されます。
MCH値の臨床的意義
- 低MCH(低色素性): 鉄欠乏性貧血、慢性疾患に伴う貧血、地中海貧血(サラセミア)など
- 正常MCH(正色素性): 急性出血、溶血性貧血、再生不良性貧血など
- 高MCH(高色素性): ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、肝疾患など
MCHC・MCVとの関係
MCHは通常、MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)やMCV(平均赤血球容積)と併せて評価されます。これらの指標を総合することで、貧血の種類を正確に分類できます。
- 小球性低色素性貧血: MCV↓、MCH↓、MCHC↓ → 鉄欠乏性貧血
- 正球性正色素性貧血: MCV正常、MCH正常 → 溶血性貧血、再生不良性貧血
- 大球性正色素性貧血: MCV↑、MCH↑、MCHC正常 → 巨赤芽球性貧血
注意事項
この計算機は教育・参考目的です。実際の診断には医師の判断が必要です。MCH値の解釈は、他の臨床所見や検査結果と合わせて総合的に行われるべきです。