qPCR効率計算機
検量線の傾き (Slope) から、PCR反応の増幅効率を算出します。
増幅効率 (Efficiency)
0%
増幅率 (Amplification Factor)
0.00
qPCRにおける増幅効率とは?
リアルタイムPCR(定量PCR)において、DNAが1サイクルごとに正確に2倍に増えるのが理想的な状態です。これを効率100%と呼びます。しかし、プライマーの設計、阻害物質の混入、試薬の状態などにより、実際の効率は変動します。
計算式
増幅効率は、検量線(Standard Curve)の傾き(Slope)から以下の式で求められます。
Efficiency (%) = (10^(-1/Slope) - 1) × 100
また、増幅率(Amplification Factor)は 10^(-1/Slope) です。理想的な場合は 2.00 になります。
適正範囲とトラブルシューティング
- 90% - 110% (Slope: -3.58 〜 -3.10): 良好。信頼できるデータです。
- > 110% (Slope > -3.10): 不良。プライマーダイマーの形成や阻害物質の影響が考えられます。ピペッティングエラーの可能性もあります。
- < 90% (Slope < -3.58): 低効率。プライマーの設計不良、反応条件の不最適化などが疑われます。
Slopeの目安
- -3.32 : 効率 100% (理想)
- -3.10 : 効率 約110%
- -3.58 : 効率 約90%